続 足小指の切断(今更昨年のご報告)

前回の続編です。
そういうわけで、あきらめかけたカテーテルでの血管拡張ですが、ある伝で別の病院を7紹介してもらい、再挑戦することになりました。
こちらは規模も大きく、万が一の予想外の事態にも対応できるよという安心感もありました。先生も「さすがずいぶん堅いなぁ」といいながらもいろいろと手を尽くしてくださり、なんとか成功して血流が回復しました。
閉塞性動脈硬化症のいちばんの特徴である間歇性跛行、つまり少し歩いただけでふくらはぎが痛くて歩けなくなり、1分程度休憩すると回復するという症状もなくなり、それまで100mも歩くとベンチに座ったり街路樹に捕まって立ちすくんでいたのが嘘のようになくなったのです。

これで足指の潰瘍も徐々に治るものと思っていたのですが、すでに骨にまで感染が及んでおり完全な回復は見込めないばかりか隣の薬指、いずれは足全体に感染が広がる恐れがあるため、今のうちに切除してしまおうということになりました。
いつ手術かなぁと思ってたある日、
「じゃぁ今からやります」 「えっ」
というやりとりのあと、手術室ではなく病棟のナースステーションの端にある「処置室」というところに連れて行かれ、簡易ベッドの上で開始となりました。
麻酔の注射をしているようですが、糖尿病の影響で足先の感覚がないので痛くありません(笑)
なにやら始まったなと思って室内のキャビネット(書庫)のガラスに映る先生の姿を見ると、ペンチ?やっとこ?みたいな工具、いや医療器具でぐりぐりと骨を引っこ抜いたり砕いたりしている様子。
で、10~15分くらいでおわったようで、包帯で包んでおしまいとなりました。
この続きはサムネイルにしてあるけど、グロ注意

2016-05-01 083747 切除直後
この後は包帯でぐるぐる巻きにされ、周囲の皮膚が再生するのを待つということになります。毎日朝夕と回診があって、組織が死滅した部分があれば切除してきれいにし、だんだんと傷がふさがれていきます。
で、ここで登場したのがVACシステム
創部の周りをスポンジ状の部材で囲み、専用のフィルムでふさぎます。このフィルムには吸引口がついていて、吸引ポンプをチューブで接続して陰圧をかけることによって、いわば布団圧縮袋や食材真空パック機のような状態になります。この陰圧を寝るときも連続してかけることで創部の治りを促進するというものらしいです

2016-05-15 083530 VAC治療中
ずいぶんと周囲の皮膚も復活してきました。

2016-05-19 151606 縫合
順調に回復したので縫合し、あとは傷が治るのを待つだけとなりました。

こうして魚の目から潰瘍となり、指の切断に至った顛末でした。
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プロフィール

はる

Author:はる
仙台市在住。おっさん。糖尿病の果てに慢性腎不全を併発し、2009年10月から人工透析を開始、2011年には心筋梗塞、2012年には大動脈弁狭窄症となり機械弁置換をしました。娘を東京の学生生活へと送り出し、現在は妻と犬2匹の生活を送っています。
2017年4月、閉塞性動脈硬化症の悪化により左脚を膝下より切断。義足生活に対応すべく、現在リハビリ中。

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