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心筋梗塞 --- その4 ---

その3から続く

さて、腰が痛い、背中が痛いと苦しみながらも圧迫止血が終わりました。しかし、本当の苦痛はここからでした。
止血器具から解放されたのもつかの間、こんどは腰から膝上までガムテープのようなもので両脚を密着固定です。
グルグル巻きではありませんが、とにかく「気をつけ」状態で、正面から見ればツタンカーメンみたい?な感じですね。
それまではローリングして体位を変えたり固定されていない脚は若干でも動かして過重を分散させたりもできましたが、今回は本当に動けません。腰から上は動かしていいよと言われても両脚固定では気休めにもなりませんでした。
次第に痛いとかいうのを通り越して「おかしくなる」感覚が襲ってきて、叫び声を上げそうになったり血だらけになってもいいから脚を動かしたくなったり・・・ やっとのことで先生に「気が狂いそうですよ~」と訴え鎮静剤みたいなのを点滴してもらい、汗びっしょりになりながら眠りに落ちました。

「いやぁ、よく頑張りましたね」の声とともに、脚を固定していたテープが剥がされ解放されたのはやはり数時間後、感覚的には半日くらいでしょうか。もう、精も根も尽き果てたっていうにはこのことだろうな、ってなくらいにへとへとになってました。
すると看護師さんが安静度表をもってきて、あなたは安静度2、つまりトイレも食事もやっぱりベッド上と告げられました。
理由としてはまず心筋梗塞、つまり心臓への血液供給が滞り心筋の一部が壊死している状態であり、せめて仮死状態(?)で踏みとどまっている心筋が復活するまでは心臓に負担をかけることは許されない、下手すると心臓が破裂するということでした。
もうひとつは、長時間ベッド上にいたので脚力が落ちていて転倒の危険があるとのことでした。

こうしてカテーテル治療はひとまず終了したのです。

--- 続く ---
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プロフィール

はる

Author:はる
仙台市在住。おっさん。糖尿病の果てに慢性腎不全を併発し、2009年10月から人工透析を開始、2011年には心筋梗塞、2012年には大動脈弁狭窄症となり機械弁置換をしました。娘を東京の学生生活へと送り出し、現在は妻と犬2匹の生活を送っています。
2017年4月、閉塞性動脈硬化症の悪化により左脚を膝下より切断。義足生活に対応すべく、現在リハビリ中。

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