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減塩あれこれ

さて、あらためて塩分制限について自分なりに整理してみました。

一般に美味しい、高級と言われる塩は 塩化ナトリウム(NaCl)以外の多種多様なミネラルを含み、また結晶自体が大きいためになめた瞬間の塩味(しょっぱさ)が少なくまろやかと感じるわけです。腎不全患者、特に透析患者はカリウムの制限もありますから美味しさの素となるミネラル分は害になる場合もあります。いわゆる「低塩の塩」として販売されているものは塩化ナトリウムを半分にする代わりに塩化カリウムで補っていますから腎不全患者は使用すべきではありません(商品注意書きにも書いてありますね)。
ということはグルメを気取って(笑)高級塩を使うよりも一番原始的な安い海水塩を使った方が、少ない量でしっかりとした塩味が感じられると言うことです。

腎不全向けの料理本にあるように、実際の料理では「一品だけはしっかりと味付けして満足感をもたせる」のがいいでしょう。
たとえば【ご飯 ブリの塩焼き 小松菜のおひたし】といった献立の場合、ぶり50g(焼くと40gくらいになります)に食塩0.5gもふれば十分おかずになります。というか、それに慣れたいものです。仮にこの量のブリに塩を 1g 振ったとしたらかなりの塩味がしますよ。
おひたしは小松菜1株30gとして減塩だし割りしょうゆを小さじ1/4も垂らせば十分です。これにふつうごはん200gでエネルギー 463kcal タンパク質 16.0g 食塩相当量 0.6gですから、もう一品つけられますよね。ちなみにほうれん草は茹でてもカリウムが小松菜の3倍もありますので控えています。

やはり料理すべてを薄味にすると、食事ではなく生命維持のための食餌になってしまいますね。ちなみに、ラーメンや丼ものなど、一品献立で薄味を徹底するということは、「うわっ、味がしないよ~ おいしくないよ~」と言いながら食事が終わってしまって不満だけが残るので、よっぽど前後を調整してそれでも食べたいと言うときに限りますね。

思うに、かつての質素な食習慣の中では かろうじてこれくらいはしょっぱくしようという料理だったのでしょう。また、季節の変化に合わせてこれといった食材がない時期に食するための保存食として塩辛くしたものもあるでしょう。
それらが現代では何品も、そして季節に関係なく食卓に並ぶようになって塩分過多に至ったのだと思います。

まぁ、結局は薄味に慣れるしかないのですが、逆に言えば慣れてしまえば何でもないってことなんですね。ボクは基本的にカレーは自分で作るようにしてますが、時間がないときなどはやはりレトルトカレーということもあります。
数字上でもかなり塩分多いですが、食べてみても明らかにしょっぱすぎると感じます。レトルト半分でごはん250gいっちゃいますが、それだとご飯になすり付けるような食べ方になり美しくありませんので、レトルト半量に炒めたタマネギみじん切りと各種スパイスを加えることで量を稼いでいます。

pohhさんの記事でも触れておられますが、乾燥ローズマリーをすりつぶして加えると塩味がグッと増します。「たけしのみんなの家庭の医学」というTV番組で紹介されていたのもコレ。塩50gに対して、乾燥ローズマリーと胡椒を各 8g 混ぜるだけで「減塩 魔法の塩」となるそうです。ボクはその都度、指先でグリグリと崩して粉状にして振りかけていますが・・・ とにかく効果抜群ですヨ!

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No title

はじめまして 足跡から訪問しました、あと数ヶ月あまりで慢性腎不全
保存期11年目になりますこう(2世)と言います。

私も、はるふぉ~どさんに近い家族構成(違いは母が別棟ですが同居)
です。 但し、にぎやかな生活かどうかは?・・・ですがv-7

ところで、K制限は腎不全保存期特有のもので透析導入になると解消
されると思っていたのですが・・・↑のブログ読ませていただくとそうでも
ないことがわかりました。 いつかは訪れるその日の為に参考にさせて
もらいます。

Re: >こう2世さん

はじめまして! 保存期11年とはすごい! 

> ところで、K制限は腎不全保存期特有のもので透析導入になると解消
> されると思っていたのですが・・・

ボクはその逆だと思ってました。保存期は腎機能が低下したとはいえ残っていますし尿量があるのでカリウムの排泄も期待できると思います。一方、透析を開始すると尿が出なくなりますので、透析によって一時的にカリウム濃度は低下しますがあとは次の透析まで上昇する一方です。よってやはり制限は必要だと理解しています。

透析を開始すると食生活の制限は若干緩くなりますがQOLという点では確実に低下しますので、保存期を1日でも長く過ごせるようがんばってください。
今後とも宜しくお願いします。

参考になります

減塩の記事、参考になります。
ありがとうございます。

おっしゃるように、毎食ごとの塩加減を工夫しながら、
トータルで減塩できればいいのかと思います。
自分では、まだ使いこなせていませんが
酢やレモンなどの酸味なども
けっこう工夫できそうな気がします。

私は、どうしても都合で時々外食することもあります。
保存期のたんぱく質制限もそうなのですが、
塩分も特に気をつけようと思っています。
濃い塩味に味覚が慣れてしまうとよくないので。

Re: >pohh さん

こんにちは。
病院が変わるたびに当然の事ながら担当の栄養士さんも変わるのですが、いずれも「一日の中で帳尻を合わせてね」と言っていました。昨日タンパク質を摂りすぎたからといって今日ノー蛋白(ご飯とふりかけだけ)というのは良くないそうです。
ボクは一週間で帳尻合わせればいいんだろう程度の考えていたんですが(笑)

お仕事上、外食はさけられませんよね~ それも相手があることですとなおさら。。
ボクの場合、外食にせざるを得ないことってあまりなかったのは幸いでした。そのかわりに のびたラーメン、冷めたお茶漬けには慣れなきゃいけませんでしたけど(苦笑)、
プロフィール

はる

Author:はる
仙台市在住。おっさん。糖尿病の果てに慢性腎不全を併発し、2009年10月から人工透析を開始、2011年には心筋梗塞、2012年には大動脈弁狭窄症となり機械弁置換をしました。娘を東京の学生生活へと送り出し、現在は妻と犬2匹の生活を送っています。
2017年4月、閉塞性動脈硬化症の悪化により左脚を膝下より切断。義足生活に対応すべく、現在リハビリ中。

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