透析生活 腹くくって行きますか~ (仮称)

糖尿病、慢性腎不全、人工透析、大動脈弁置換、冠動脈バイパス、閉塞性動脈硬化症で、ついに左脚切断!さぁどうする!?

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断端の形成

※この記事は2017~2018年になってから投稿しましたが、時系列がおかしくならないように当時の 日付で投稿してあります。

義足を作る頃には断端の形成がおおむね終わっていなくてはなりません。これは断端の形成、成熟という言葉を使うようですが、切断直後の断端を、包帯で圧迫することによって義足のソケットに適合するように形を整えることを指します。
足の切断直後の様子はこんな感じでした。

DSC_0288_R.jpg

これを弾性包帯(伸縮性のない圧迫固定用の包帯)でギチギチに巻き固めて形状を整えます。
巻き方は訓練しなくてはいけませんが」、上手く巻けると気持ちがいいです。
外科、リハビリ科の先生が指導してくれるはずです。
日を追うごとに断端の形が整い、このようになります。

DSC_0417.jpg

本来はもっと綺麗にシンメトリーになるんでしょうが、まぁこんなもんだねと評価をいただきました。中央にペンで点線の囲いが書いてありますが、その部分が義足のソケットが当たっている部分です。早急に調整しないと傷になって、再びそこから壊死するなんて事にでもなれば再手術で今度は大腿切断になりかねませんから注意が必要です。
私の場合は一つ前の記事で書いたように、歩行の癖に合わせて義足のセッティングを調整してもらってこのアタリは解消されましたが、そもそもソケットの形状が合わなかったりした場合は再作成が必要になるんでしょうね。
私のように糖尿病からの閉塞性動脈硬化症で切断される場合は、ここでしつこいくらいに調整を重ねておかないと、創傷に次ぐ創傷、そして再手術の恐怖に一生悩まされることになると思いますよ。

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  1. 2017/08/31(木) 10:23:00|
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義足での歩行訓練

※この記事は2017~2018年になってから投稿しましたが、時系列がおかしくならないように当時の 日付で投稿してあります。

義足を装着しての歩行訓練の日々です。はじめは両足で立つ練習からスタートし、平行棒での歩行へと進みます。初めての平行棒での歩行では「初めてにしては上出来」との評価をいただきましたが、そう簡単には上達しませんね。とりあえず義足側にうまく体重がかけられてるのが良かったようです。
歩行訓練2日目の様子

歩行訓練5日目の様子

歩行訓練20日目の様子
あとは四足歩行器でえっちらおっちらと歩く。これが意外と大変。
お盆の連休は病棟で看護師さんのサポートで自主練。全然上達してない。
平行棒でもそうだけど、膝が逆関節になったり、カックンしたり、なかなか上手くいきません。
本当に健側脚の筋トレは手を抜かずにやっておくべきですね。

それまで がに股を修正するように指導されていたのですが(それが基本らしい)、ある日、様子を見に来た装具製作会社の社長さんから「がに股に合わせてセッティング調整した方がいいね」という話が出ました。で、これが効果覿面、それまでの「義足に足が乗っかってる」とは打って変わって「足と一体化してる」感覚に!

歩行訓練25日目の様子
杖の補助は必要ですが、上手く歩けるようになりました。
転倒などの緊急時のために腰ベルトを掴んでもらってるので、ボディバッグがみっともない状態になってるけどご愛敬。

  1. 2017/08/26(土) 00:00:00|
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いよいよ仮義足の製作です

※この記事は2017~2018年になってから投稿しましたが、時系列がおかしくならないように当時の 日付で投稿してあります。

さあ、仮義足の製作に入ります。義肢製作所の担当の方がやってきて、リハビリフロアの端っこに材料などを並べて作業開始です。なんというかワクワクするもんです。

  足をラップでくるんでその上から石膏を染みこませた包帯を水で戻しながら巻きつけていきます。

DSC_0367_R.jpg
これで型採りは終了です。これを持ち帰って中に石膏を流し込むと実際の足と同じモデルができあがります。
細かいところを修正した後、プラスチックを熱で加工しながらモデル通りのソケット(実際の義足で足を差し込むところ)を作ります。あとはこれに膝下の脚部と足部がついて完成です。

DSC_0380_R.jpg
  ダミーの足部の中はカーボンなどでできた、本来の足部パーツが隠れています。

DSC_0381_R.jpg
  実際に初装着したところ。ターミネーターみたい(笑)
  1. 2017/08/03(木) 21:44:00|
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リハビリ開始です

※この記事は2017~2018年になってから投稿しましたが、時系列がおかしくならないように当時の 日付で投稿してあります。

外科手術も一段落、抜糸もすんでリハビリが開始される予定でしたが、なんと切断した右足の中指付近からMRSAが検出されてしまいました。本来ならばリハビリセンター(?)でのリハビリを受けるはずでしたが、まずはMRSAが治るまで病室内でのリハとなりました。
残念ながら本格的なリハビリは無理でしたが、主にスクワットを中心に脚と腕の筋力回復を目指した運動で、体力が落ちた体にはちょうどよい負荷でした。
ところが、体力・筋力がついてきたと油断したとたん車椅子からトイレやベッドへの移乗の時に立て続けに転倒して、せっかく綺麗に縫合してもらった断端部(切断した脚の先端部)が開いてしまい再手術となりました。以下クリックで拡大 グロ注意

  縫ったところがぱっくりと開いてしまいました。
DSC_0350_R.jpg
  再手術後。2017/5/19  ちょっと不格好になっちゃいましたね。
  それでも更なる切断(場合によっては大腿部切断にならなかっただけでも不幸中の幸いです。

さて一方、悪いことは続くもので、なんと胆管結石の発作! 2017/5/23
実はこの日、病院食には手を付けずに院内食堂で【カツカレー】を食べるという、誰にも言えない秘密があったのです。結局ドクターに白状しましたが(笑)
本来ならば胆のうを切除してしまうのがベストらしいのですが、私の体はそれどころではなく、まずはERCPという手術でひとまず結石を排除するにとどめたようです。
こんな紆余曲折を経て、やっとのことでMRSAも治り、正式にリハビリセンターでのリハビリが開始されました。2017/6/16
足にウエイト(おもり)をつけての上げ下ろし、スクワット等の筋トレが基本。
それから歩行器での歩行。下は参考画像ですが、これに万が一膝カックンした場合のために自転車のサドル状の腰掛けが付いています。これを使って片脚で蹴りだしながらフロアを周回するのですが、床の一部に抵抗の大きいところがあって、これがけっこうきついです。ヘトヘトになって、さぁおしまいかな?と思ったところで理学療法士さんがニコニコしながら「ラスト一周!」なんて言われると、鬼!と言いたくなります(笑)
PPP1.jpg


ところでMRSAを治すために経口で服用したザイボックスというお薬、ものすごい下痢を引き起こすので閉口しました。で、バンコマイシンという点滴投与のお薬に変えてもらったら、今度は貧血です。血小板だか白血球だかが異常に少なくなったらしく、輸血するハメになりました。
  1. 2017/07/17(月) 19:59:00|
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ついに左脚切断!

※この記事は2017~2018年になってから投稿しましたが、時系列がおかしくならないように当時の 日付で投稿してあります。

左脚の壊疽が進み、ついに切断することが決まりました。 併せて昨年より潰瘍の進んでいた中指も切断することに。
DSC_0284_R.jpg
 両脚のそろったラストショット。この後はグロ注意。
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  1. 2017/04/30(日) 17:29:00|
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足小指の切断 後編

※この記事は2017~2018年になってから投稿しましたが、時系列がおかしくならないように当時の 日付で投稿してあります。

前回の続編です。
そういうわけで、あきらめかけたカテーテルでの血管拡張ですが、ある伝で別の病院を7紹介してもらい、再挑戦することになりました。
こちらは規模も大きく、万が一の予想外の事態にも対応できるよという安心感もありました。先生も「さすがずいぶん堅いなぁ」といいながらもいろいろと手を尽くしてくださり、なんとか成功して血流が回復しました。
閉塞性動脈硬化症のいちばんの特徴である間歇性跛行、つまり少し歩いただけでふくらはぎが痛くて歩けなくなり、1分程度休憩すると回復するという症状もなくなり、それまで100mも歩くとベンチに座ったり街路樹に捕まって立ちすくんでいたのが嘘のようになくなったのです。

これで足指の潰瘍も徐々に治るものと思っていたのですが、すでに骨にまで感染が及んでおり完全な回復は見込めないばかりか隣の薬指、いずれは足全体に感染が広がる恐れがあるため、今のうちに切除してしまおうということになりました。
いつ手術かなぁと思ってたある日、
「じゃぁ今からやります」 「えっ」
というやりとりのあと、手術室ではなく病棟のナースステーションの端にある「処置室」というところに連れて行かれ、簡易ベッドの上で開始となりました。
麻酔の注射をしているようですが、糖尿病の影響で足先の感覚がないので痛くありません(笑)
なにやら始まったなと思って室内のキャビネット(書庫)のガラスに映る先生の姿を見ると、ペンチ?やっとこ?みたいな工具、いや医療器具でぐりぐりと骨を引っこ抜いたり砕いたりしている様子。
で、10~15分くらいでおわったようで、包帯で包んでおしまいとなりました。
この続きはサムネイルにしてあるけど、グロ注意


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  1. 2017/04/17(月) 20:04:00|
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足小指の切断 前編

※この記事は2017~2018年になってから投稿しましたが、時系列がおかしくならないように当時の 日付で投稿してあります。

前回の記事は昨年の今頃、右足の小指にできた潰瘍の治療が始まるところでした。
その後潰瘍の治りが思うように行かず、結局は足小指の切断に至りました。

最初はほんの小さな魚の目だったのが、いつのまにか潰瘍になっていきました。
実はそれと前後して一晩だけ40度近くの熱を出したので、何か細菌が侵入したのかなと思ってはいたのですが、それはまた別のお話に譲るとして、まずはまだ小さくて修復可能と思われた魚の目潰瘍です。
強力な抗生物質の点滴と、週に一回の処置を繰り返しましたが少しずつ悪化の一方でしたので、脚のカテーテル治療をして血流を取り戻し、回復を狙うことになりました。
しかし、閉塞性動脈硬化症でガチガチに石灰化し詰まってしまった僕の血管はカテーテルが入っていかず、これ以上無理をしたら血管を破って大量出血、心臓に急激に付加がかかって命に関わるということで、いったん終了となりました。
そのころの潰瘍の様子。グロ注意。
DSC_0066.jpg

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  1. 2017/04/02(日) 18:43:00|
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いやぁ、大変なことになってしまった

昨年末より右足の中指にまたまた潰瘍ができてしまい、例によって大学病院にて通院しながら様子を見ていました。同時並行で、J病院にて両足のフットケア外来にてそれ以外の足のメンテナンスを受けておりました。大学病院が「いまここが悪い」というところを集中的に加療するのに対し、J病院では悪いところがあってもなくても、定期的にいらっしゃいというスタンスでしたからね。
そんなある日、いつものクリニックで透析中に急に具合が悪くなり、ぐんぐん熱が上がって39℃以上になってしまって家族が呼ばれて命からがら帰宅しました。
クリニックでの検査ではインフルエンザは陰性、とにかく一晩休むことになりました(正直言うとこの晩のことはほとんど記憶にないくらい具合が悪かったのです)。
明けて翌日、熱は下がり、すっかり普通に戻っていました。念のためクリニックの外来で診察を受け、改めてインフルエンザではないということで、再び様子見となったのです。

さて、さらに翌日、左脚が結構な痛みとともにパンパンに赤く晴れ上がり、さぁ、これは何かあるぞということで、J病院へ。
するとなんとそのまま緊急入院! 病名は「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」
足のどこかの傷口から侵入した細菌が、皮膚の深層で繁殖し炎症を起こしてしまう病です。
腫れ、痛みとともに高熱を発症するという、私のケースそのままです。特に加齢や糖尿病、免疫不全などによって免疫力・抵抗力が低下していると一気に感染が重症化するとのこと。
そして最悪なことに、普通の人ならば一週間程度で回復するらしいのですが、私の場合重傷の閉塞性動脈硬化症、つまり血の巡りがほとんどないので、治りがよくない。結局、私の場合は一気に足が壊死をおこしていきました。
ホントにあっという間でしたよ。
ここからグロ画像、注意!
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  1. 2016/03/27(日) 22:21:00|
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プロフィール

Author:はる

仙台市在住のおっさん。
2009年糖尿病腎症により人工透析開始
2010年心筋梗塞
2011年大動脈弁狭窄により機械弁置換
2012年冠動脈バイパス手術
2017年閉塞性動脈硬化症の悪化による左下肢切断
義足生活に対応すべくリハビリ中。娘を学生生活に送り出し現在は妻と犬2匹の生活を送っています。

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